トレイルランニングとは?
 
近年注目を浴びつつある『トレイルランニング』とは、舗装されたフィールドを走るマラソンとは異なり、未舗装(75%以上)(1)起伏のある山道(2)をランニングする陸上競技で、この競技は大自然の景観(3)を楽しみその中を思いっきり走り抜ける爽快感だけでなく、泥や木の根などの障害物(4)、視界を遮る木々などによる危険を回避しながら進む冒険性も備えた(1)〜(4)を必要条件とする競技で、心身ともに成長できるスポーツとして広く世界で取り行われています。
国土の約70%が山岳地帯である日本には数多くの良質なコースが存在するものの、統括的な立場の組織が無かったためこの競技の発展は比較的遅れていました。
当協会では他国のトレイルランニング団体と連携を取りつつ、青少年の健全な育成や自己管理能力の向上、国際交流の場の提供など様々な観点からこの競技の発展に貢献致します。
 
 
私たちのスポーツの定義
日本トレイルランニング協会
 
トレイル・ランニング及びマウンテン・ランニングの競技種目の違いは、地形・路面(地表)・標高・距離などいくつかの条件に基づいて分類されています。
トレイルランニング競技
(Trail Running)
トレイルランニングにおける主要素は「舗装されてない自然の路面」です。トレイルランニングは「路面」と「距離」により規定されています。①自然の路面が75%以上、②自然の障害物、③激しい高低差④美しい景観が得られることが必須です。アップヒルコースでは傾斜度9%以上、連続下り区間20%未満)、米国における最初のトレイルランニング公式レース(USA Trail Running Championship)は2003年に全米陸上競技連盟(USATF)の後援で10kmと42.195kmの距離で行われました。現在、全米陸上競技連盟(USATF)の後援で50km、50mile(80km)、100mile(160km)などのウルトラ長距離レースが行われています。
【日本陸上競技連盟はトレイルランニング競技を未だ競技種目として認めていません】
マウンテン・ランニング競技
(Mountain Running)
マウンテンランニングにおける主要素は「標高」(高低差)と「距離」です。このスポーツは「路面」と「距離」と「地形」により規定されています。マウンテンランニング(山岳マラソン)は大幅な標高差(変化)があれば、舗装された路上でも公式レースが行われます。
 
同類に属する競技の規定
 
クロスカントリー競技
(Cross Country)
クロスカントリーにおける主要素じゃ「地形」です。クロスカントリーは自然の舗装されていない路面と人口的な障害物があるコースで行われます。クロスカントリーはまた距離がその主要素となります。国際的行事として、「ワールド・クロスカントリーチャンピオンシップ」が毎回開催されています。
 
スカイ・ランニング
(Sky Running)
スカイ・ランニングにおける主要素は「標高」です。すべてのスカイ・ランニング競技は標高2000m以上の高所で行われます。スカイ・ランニングは地形・標高・距離により規定されています。スカイ・ランニングにはスカイ・レース(10mile(16km)距離の競技)やヴァチカル・キロメータ( Vertical Kilometer)という(水平方向に3.5mile(5.6km)以内に天地方向に1000m登る競技)やスカイマラソンも含みます。スカイ・ランニングは「国際スカイランニングサーキット」を主催しアメリカ、ヨーロッパ、アジアでレースを主催しています。
ウルトラ・ランニング
(Ultra Running)
ウルトラ・ランニングにおける主要素は「距離」です。マラソンの標準距離42.195km(26.2mile)以上の距離はウルトラ・ランニングとされています。ウルトラ・ランは又地形によっても規定されますが、山岳地らいの山道でも舗装された路面でもよくウルトラ・ランニングの「国際チャンピオンシップ競技」は舗装道路で実施されています。
 
 
当協会について
 
環境保護 山野、森を駈けぬける楽しさを満喫しながら身体を鍛え、自然に対する知識、経験、技術を身につけ、自己の身体能力やリスク(危険や事故)を見極め対処する能力、リスクを未然に察知する能力などを養い、より困難なもの、より高度なものへとチャレンジ(挑戦)する気概ある若者達の参加者を募り、この大自然の舞台をお借りして、日頃の努力の成果発表と相互の切磋琢磨の機会として活用させて頂きたいと思います。
 

日本の自然保護、森林と私達、そして地球環境に思いを馳せる契機となる催事(イベント)を、豊かな自然の中で開催したいと思います。地球環境に対する警鐘や知識の普及に寄与する環境大使、あるいは親善大使としての役割をも果す人材の育成をその使命(ミッション)とします。 環境保護

自然への挑戦当協会主催の催事は日本の四季に合わせ、年4回の開催時期を実施しております。季節により自然は変化し、同じコースといえども全く別な環境、表情を呈します。参加者は四季に応じた対処、対応が必要となり、自然の厳しさ苛酷さそしてやさしさを体感しながら技術的体力的な力を身につけ、自然の一部を構成している自身、生命の尊厳、自然の荘厳を学び知ることの中から世の中の有用な一員としての自分の使命をも学び得ることを期待します。安全第一をその旨とし、自身の知恵と体力の限界に挑み、克服し、又次の1歩へとチャレンジ(挑戦)する姿勢から世に貢献し得る人材の育成に寄与し助力したいと願っています。

次の世代へ日本トレイルランニング協会は、自然の中を気持ち良く走ることを通じて「自身の健康」そして「自然への理解」、「相互扶助」、「他への思いやりの精神の育成」をその主旨とし、活動しております。次世代へ向けての発展的イベント(催事)として、上記を基に基礎的知識技術の習得の場(訓練施設)をはじめ、より広範な野外活動のフィールド(活動拠点)作り、増殖機能をもった発展性のある持続可能なイベント(催事)を行うことで運営を維持していきたいと思っております。そして当協会を通じて育った多くの若者達が海外レース等へ参加し、国際的ランナーとして世界中で活躍するお手伝いができるよう努めます。

 
 
 日本トレイルランニング協会 自然保護 規定
 
日本トレイルランニング協会
 

1、 大会主催者はトレイル(山道)コース設定にあたり、自然保護を最優先課題とし、環境を破壊しない様に配慮すること。

2、 大会主催者は大会終了後、使用したトレイル(山道)コースを点検し、必要な修復を行うこと。

3、 大会主催者は競技者に自然と向き合う心構え、自然体験、自然保護の重要性を啓蒙すること。

4、 大会主催者は大会で発生した設置物やごみ等は速やかに撤去処理し、地元の自然環境を汚さず迷惑をかけないこと。

5、 主催者は競技参加選手のし尿処理に配慮し、し尿の持ち帰りを奨励、ないし所定場所での集荷処理を行うこと。

6、 主催者は自然への負担を最小限に留める事に配慮しそのための努力を怠らないよう活動すること。

7、主催者はトレイル(山道)が様々な種類のスポーツを楽しむ人たちによって多目的に使用され、
お互い気持ちよくトレイルを共有できるによう協力すること。

8、主催者はトレイル(山道)でヘッドフォンをつけながら使用している人やごみ等を捨てる人等に注意を喚起すること。

9、主催者はトレイル(山道)の点検、修復、清掃にボランテイアや募金活動に努力し  トレイルの維持管理に努力すること。

10、主催者はトレイル(山道)を安全に使用するための講習会、自然界に生息する植物や野生動物、
自然環境に関する知識のための講習会の開催に努力すること。